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この日は数時間で終わった。もしこの時点で同意したくなくて辞めても、三千円は支払われる。
一週間後に治験に適している人間を上から順番に14人選び、その枠に入れた健康体だけが治験に参加できる資格が与えられる。
『治験本番』
実は合否の確認の電話の時点で、僕は惜しくも15番目でありギリギリもれてしまった。といっても至って健康であり、数値はほぼ基準値に当てはまっていた。
【HIV抗原抗体】の欄も陰性であったので安心。
女性の皆さん、私は安全でありますのでそこんとこヨロシク。
「健康状態などにより交代も十分有り得るので補欠として一応来てください。」
ということで一応治験本番の日にオノクリニックへ行った。
ちなみに紹介してくれたゴネンゴニート氏はこの段階で落ちてしまった。
十階は病院風で新しくて綺麗。全体的にションベン臭い。
集まったのは17名。
僕と他に補欠二人が来ていて、それ以外のレギュラー陣14人はジャージのようなポケットの無い院内着に着替えさせられる。
補欠組は少し待機させられ、それから指示がありジャージに着替えた。
また男達はゾロゾロと健康診断をして、アメニティルームで待機させられた。
さらに詳しい説明があり、「止めたくなったら強制はしませんので、その際はすぐに言ってください。」などと言われた。
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